モリアオガエルのおはなし その1
自然に囲まれたやまびこ荘の周りには、いろいろな生き物が住んでいます。
その中でも、やまびこ荘のアイドル的存在がモリアオガエルです。
毎年、春から初夏にかけてやまびこ荘にある池に産卵にやってきて、課外学習に来ている子どもたちの興味をそそっています。
普段は裏の里山の薄暗い湿気のある草むらや木の上に住んでいて、産卵の時期にだけ、水辺にやってきます。
森にいる青いカエルだから「モリアオガエル」の名前が付いています。
日本固有のカエルで、本州に広く分布していますが、多くの県で絶滅危惧種、準絶滅危惧種に指定されていて、福島県双葉郡川内村平伏沼(へぶすぬま)、岩手県八幡平市大揚沼のモリアオガエル及びその繁殖地が国の天然記念物に指定されています。
その他、たくさんの地域で、自治体指定の天然記念物になっており、やまびこ荘のある静岡県でも天城山の八丁池周辺とシラヌタの池周辺は、静岡県指定の天然記念物になっていて、その地域のモリアオガエルや、モリアオガエルの卵を採取することは禁じられています。
特に八丁池のモリアオガエルはその数が激減していると聞きます。
断層のずれによって出来たくぼ地に水が溜まった断層湖である八丁池は、川につながっていないので、もともと魚は居なかったのですが、誰かがフナやハヤを放し、その内、ブラックバスやブルーギルまで放流され、おたまじゃくしが食べられ、数が激減したと言うことです。
その2へつづく