1兆円のカジノリゾート計画

MGMリゾーツは大阪に90億ドル(約1兆円)のカジノリゾート建設の計画書を正式に提出しました。日本初のカジノ施設の建設に向けていよいよ事態は動き出しそうです。

日本初のカジノ施設

2018年に日本でのカジノ施設が合法化して以来、そのプロセスはゆっくりと進んできました。建設を担当する企業の審査は厳しく、一部の企業は入札を取り下げるなどがありましたが、MGMリゾーツはその審査を乗り越え、信頼に足る企業として唯一認可されたのです。

大阪は人工埋め立て施設「夢洲」をそのカジノ建設の場として提供しており、大阪府知事の吉村氏も統合型カジノリゾートの建設には前向きな姿勢を示しています。国内でカジノ施設のための土地を提供しているのは今のところ大阪しかなく、ここでまずカジノを成功させることが、今後日本でカジノ施設が発展するかどうかの鍵を握っているといっても過言ではないでしょう。

カジノ施設の未来

もしカジノ施設が成功したなら、大阪だけでなく第一都市である東京にもカジノリゾートは展開されるでしょう。また地方都市でも、こうしたカジノ施設を中心に大きく発展する街がでてくるかもしれません。カジノが日本の活性化のための起爆剤として作用することを願っています。